こんにちは。
鈴木ケンジです。
突然ですが、
ザビエルをご存じですか?
そう、フランシスコ・ザビエル。
1549年に日本へ初めてキリスト教を
伝えたことで有名ですね。
この方!
↓

この独特の髪型、何と呼ぶか
ご存じでしょうか?
頭頂部を剃り上げたこのスタイルは
「トンスラ」 と呼ばれます。
キリストが磔刑に処せられた際に
かぶせられたいばらの冠を模し、
髪を鉢巻き状に残す習慣だったそうです。
ザビエルと聞くと、この髪型を
思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし実は…
ザビエル本人は来日当時ふさふさ髪で、
トンスラにはしていなかったと言われています。
そもそも有名なあの肖像画も、ザビエルの死後
1623年以降に描かれたものだとか。
さらにその絵は 1920年、
隠れキリシタンの里で知られる
大阪府茨木市千提寺の
民家で発見されたそうです。
信仰の象徴として分かりやすいよう、
“よりザビエルらしく”トンスラ姿で
描かれたのかもしれません。
ここにブランディングのヒントがあります。
「トンスラ」ではなく「トンマナ」です。
トンマナはトーン&マナーの略で
デザインや文章などの表現に
一貫性を持たせるためのルールや
指針のことを言います。
ブランドを育てるうえで
欠かせない要素です。
ザビエルという“信仰の象徴”を描く際、
画家はトンマナを意識し、あの姿に仕上げた
僕はそう考えています。
僕たち起業家にとっても
トンマナは極めて重要 です。
たとえば僕が
「人柄マーケティング」
を掲げているのに、ウェブサイトに
昔のマンガ雑誌の裏に載っていたような
札束の湯船に浸かっている写真を
載せてたら、違和感しかありませんよね。
極端に聞こえるかもしれませんが、
もっと軽微なミスマッチでも
お客様は無意識に離脱します。
ブランディングとは、言い換えれば
安心感 や 信頼感 を形にしたもの。
トンマナがぶれれば、その土台が揺らぎます。
色・書体・余白・写真のテイスト、
言葉遣い、語調などなど。
これらをまとめた
あなたのトンマナガイドを
一度作ってみてください。
それこそが、あなたのブランドを
育てる肥沃な土壌になります。
応援しています。
